宮下千峰@ヒミツキチ森学園

"自分のどまんなかで生きる"

ことば

明日のイベント準備をしながら、普段何気なく使っている「ことば」というものについて考えてみた。

 

ヒミツキチ森学園やPLAYFULとして活動するようになって、「ことば」というものを”感じる”機会も、見つめ直す機会も、発することも会社員の頃に比べて格段に増えた。

私は順序立てて分かりやすく伝えることがものすごく苦手で、目の前の人だったりその場から感じるエネルギーに共鳴した”今”感じることばをからだ全体を使って発する癖があるので、

時に全く伝わらなくて苦笑する時もあれば、

意図していない方向で伝わってしまうこともある。

そしてものすごくエネルギーを消費するのでイベント後動けなくなる時もある。笑

 

そういう時はPLAYFULの二人だったり、ヒミツキチプロジェクトのメンバーがとても丁寧に分かりやすく翻訳してくれる。笑

というかそれで成り立っている。笑

 

少し前までは、

どうやったらインパクトあることばを届けられるんだろうとか

どうやったら人の心に響くことばになるんだろうとか

代表としてことばを選んで意識して発してみたりだとか

正直に言うと少しかっこつけてことばを発していた時期もあった。

 

でも最近は自分の心がそこに対して”Yes"と言っていないから

少し前にぜーんぶやめた。

 

それでもやっぱり全然伝わらない時もたくさんあって

頭を悩ますときもあるんだけど、笑

でも私がことばを着飾った瞬間に、本当に本当に届けたい人に届かなくなるんだなってこの一年の中でとことん知った。

 

 

だからヒミツキチに遊びにきてくれる子どもたちにも私はことばを選ばずにその時一番感じたエネルギーのまま伝えているし、

うちにくる子たちからも

「校長先生ってもっと偉くて誰でもなれないような仕事なんだと思ってたけど、ちほやん全然校長っぽくないね。笑」

と言われる。笑

 

だって、校長先生だって完璧じゃないし、教壇に立つ先生だって完璧じゃない。

だから子どもたちだって完璧じゃなくたっていい。

 

間違えたら訂正すればいいし

分からなかったら聞いたらいい。

自分一人で出来ないなら誰かと一緒にやったらいい。

かっこ悪くてもいびつでも笑われても、自分の心が”Yes"と言っているならそれでいい。

 

それよりも本当に自分が「今」感じて感じてるものを

宝物を見せ合いっこするみたいに

一緒にシェアして一緒に感じる時間を大切に出来たらいいな。

 

みんな自分がもつ「ことば」の性質や色を知って

誰の色でもない自分の色で対話することが出来たら

それこそ色んな色のビー玉みたいが集まった宝箱みたいにキラキラが凝縮してそこに集まるんだろうな。

 

一般常識や正解からはみださないことよりも

自分のどまんなかからあふれ出してくることばを私は発したい。

 

明日のイベントも楽しみ^^

さて、準備せねば。笑

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